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  • 2020.4
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2020年4月26日

安心な家つくり 地盤調査

 アイデザインホームの山田英樹です。

今回は着工前に行う地盤調査についてお話させていただきます。

当社は住宅向けの一般的な地盤調査方法である

スウェーデン式サウンディング試験を採用しております。

 

 

スウェ-デン式サウンディング試験は1917年頃、北欧スウェ-デンの

国有鉄道により路盤調査に採用され、その後、周辺諸国に

普及しました。日本では1950年代前半に当時の建設省が堤防の

調査へ導入したことがきっかけで普及し、1976年に

日本工業規格(JIS規格)に制定され、装置が簡単で迅速に

測定できることから、ハウスメーカーを中心に

1980年頃から戸建て住宅の

地盤調査方法として採用されました。

2001年には国土交通省告示1113号に、

地盤の許容応力度の算定式が示されたことから、

現在、戸建て住宅の地盤調査方法としてもっとも普及しています。

業界ではSWS試験やSS試験の愛称で呼ばれています。

 

 

 

建築物が一般的な大きさの場合、地盤調査をする計画建物の

四隅と中央の5カ所を調査します。

調査では先端にドリル状の部品(スクリューポイント)を

取り付けた鉄の棒(ロッド)を地面に垂直に立てます。

 

 

直に立てた鉄の棒におもりを載せることで、

荷重に対する貫入量を測り地盤の強度を算出していきます

最大荷重は100kgですが、100kgの荷重でも貫入しなければ

上部のハンドルを回して、さらにロッドを貫入させ、

25cm貫入するまでの半回転数を記録します。

貫入する場合は、次々と荷重を増加して貫入が止まったときの

貫入量を測定し、その荷重の貫入量としまた、

このときの貫入状況を観察していきます。

 

測定終了後、載荷装置を外し、引抜き装置によってロッドを

引き抜き、点検し、スクリューポイントの異常の有無を調べます。

 

調査の結果、自沈層があるかが地盤改良(補強)工事を

するかの一つの判断基準になりますが

 

スウェーデン式サウンディング試験では土のサンプリングをしない為、

土地の地形図・自治体で公開されている土地情報などの

補足資料も含め、データを基に十分な解析を行い、

軟弱地盤であればその地盤に合わせた地盤改良を

ご提案させて頂きます。

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