アイデザインホーム 広島建築課 田中です
お盆前になるとスーパーやコンビニで盆灯籠が販売されます
広島に住んでいる人にとってこの時期はおなじみの光景ですが、
他県の人が夏に広島を訪れた際、たいてい不思議に思う光景のようです
盆灯籠とは金や赤、ピンク、青、黄色などのカラフルな色をしており
お墓などに供える飾りで広島独特の風習だそうです
昔は、火を灯してしましたが、竹と紙の燃えやすい材料で作ってあるため、
火事になりやすいという問題や後片付けの問題もあり
大きな墓地では盆灯籠を自粛しているところもあるようで、
塔婆(とうば)、正式には卒塔婆(そとば)と言われる細長い木の札を立てるところもあります
卒塔婆は、故人や先祖を供養する目的で立てられます。
塔婆を立てることが「善」とされており、「塔婆を立てる=善を積む」といった行いによって、
生きている人の善行が、故人の善行になり、それがまた自分に返ってくるという考え方に基づいています
まだまだ暑い日が続きますがで、皆さんも「善」を積みに行きましょう