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- 【2026最新】 3省連携の省エネリフォームとは? 築20年前後の戸建てで使える 補助金とおすすめ工事を徹底解説

冬になると、窓まわりの冷えや足元の寒さがぐっと気になったり、給湯器の調子が不安定になったりと、住まいの悩みが表に出やすくなります。築年数が進むほど、こうした部分的な不具合や使いにくさは避けられず、「そろそろリフォームした方が良いのかな…」と考えるタイミングが増えてきます。
そんな中で注目されているのが、2025年も実施されている省エネリフォームの補助制度です。すでに予約受付は終了していますが、工事が完了していれば年内(2025年12月末)まで申請できる補助金もあり、まだ間に合うケースもあります。
さらに2026年に向けては、国から新しい省エネリフォーム支援の制度案が公表されており、「結局、どっちの制度で進めるのがいいの?」「今年やるべき? それとも来年の制度を待つべき?」 と迷う方も多いはずです。
そこでこの記事では、
- 2025年制度の内容と、いつまで申請できるのか
- 2026年制度案のポイント(確定している部分だけをわかりやすく)
- 工事内容によって“どちらの年が向いているか”
- 今から準備して間に合うケース、待った方が良いケース
こうした疑問を整理しながら、リフォームを検討されている方に向けてやさしく解説していきます。
なお、アイデザインホームは国の補助金制度に対応した登録事業者です。制度案の段階から情報を確認し、リフォームの内容や工事時期に応じて適切にご案内できます。
LINEでもお気軽に相談していただけますので、「今年間に合うか知りたい」「うちの場合はどちらがお得?」など気になる点があれば、写真や図面を送ってください。
\ご相談はお気軽に/
目次
- 2025年の省エネリフォーム制度をおさらい
- 2026年制度案で“確実に変わる”ポイント
- どの工事が“どちらの年”に向いているか
- ケース別シミュレーション(わかりやすく整理)
- リフォーム費用・工期の目安
- 補助金をフル活用して“後悔しないリフォーム”を
2025年の省エネリフォーム制度をおさらい

2026年制度案を理解するうえで、まずは現在(2025年)に活用できる3つの補助制度を整理しておきます。工事内容ごとに“別の制度”として扱われ、上限額もそれぞれ異なります。
| 補助事業名 | 対象となる工事 | 補助金額 |
| 先進的窓リノベ2025事業 | 高断熱窓・ガラスへの交換 | 最大200万円 |
| 子育てグリーン支援事業 | 断熱・省エネ設備の導入 | 最大60万円 |
| 給湯省エネ2025事業 | 高効率給湯器の設置 | 最大20万円 |
■ 2025年は「最大200万円」の窓補助が特徴的
特に注目されていたのが、先進的窓リノベの “最大200万円” の大型補助。内窓や窓交換をまとめて行うと、実際にこの上限近くまで活用した事例もあります。
断熱改善の費用対効果も高いため、2025年は「窓リフォームから始める省エネ」が広く選ばれていました。
■2025年制度の申請期限とスケジュール
「いつまでに申し込めば間に合うのか」が気になる方も多いと思いますので、11月末時点で公表されている締め切りを整理します。
【先進的窓リノベ2025(窓リフォーム)】
- 交付申請の予約受付:2025年11月14日で終了
- 本申請(交付申請)の受付:2025年12月31日まで(予算が埋まれば前倒し終了)
【子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム)】
- 交付申請の予約受付:2025年11月14日で終了
- 交付申請の受付:2025年12月31日まで(予算が埋まれば前倒し終了)
- 不備の訂正期限:2026年1月31日まで
【給湯省エネ2025(高効率給湯器)】
- 交付申請の予約受付:2025年11月14日で終了
- 本申請(交付申請)の受付:2025年12月31日まで
- 不備の訂正期限:2026年1月31日まで
いずれの制度も、予約受付はすでに締め切られていますが、工事が完了していれば2025年12月31日までは本申請(交付申請)が可能です(ただし、予算上限に達した場合は早期終了の可能性あり)。
■2025年制度は「工事完了後」に申請するのが基本
リフォーム向けの補助金はいずれも、
- 登録事業者(補助金に対応している工務店・リフォーム会社)と工事契約
- 工事完了(窓の取り付けや給湯器の設置が終わる)
- 登録事業者が、工事完了後にまとめて交付申請
という流れが基本です。
子育てグリーン住宅支援事業も、既存住宅の場合は「リフォーム工事完了後、速やかに交付申請を提出してください」と案内されています。「いつまでに工事が終わっていれば間に合うか」は、各制度の締切と、事業者側の申請作業に必要な日数によって変わります。
締め切りギリギリになると工事も申請も混み合うため、具体的なスケジュールはLINEでご相談いただくのが安心です。
\今年中に間に合うか知りたい方へ/
2026年制度案で“確実に変わる”ポイント

ここからが本題です。
2026年制度案で、リフォーム検討者が押さえておきたいのは“補助上限の変更” と “対象範囲の見直し” の2点です。制度そのものは2025年と同じく工事の種類ごとに別枠で用意されており、それぞれ内容が更新される形になっています。
制度案は発表されたばかりで、細かな条件は今後公表予定ですが、現時点で確定している“変更点”だけを分かりやすくまとめると次の通りです。
| 工事内容 | 2025年 | 2026年(制度案) | 変化ポイント |
| 高性能の断熱窓 | 上限200万円(先進的窓リノベ) | 上限100万円(環境省案) | 補助上限が半分になる |
| 断熱・省エネ設備(躯体・設備) | 最大60万円(子育てグリーン リフォーム枠) | 最大100万円(国交省案 ※性能ランクに応じる) | 条件次第で上限が上がる |
| 高効率給湯器の設置 | 最大20万円(給湯省エネ2025) | 定額支援(最大17万円程度) | 仕組みは継続。 |
※2026年制度はすべて「案」であり、最終確定は今後公表予定
※新築向けの枠についてはこちら
\ご相談はお気軽に/
■ 窓リフォームは「2026年は上限100万円」案
2025年の最大200万円から、2026年は「最大100万円」に縮小される見込みです。窓の枚数が多い家や、交換工事をまとめて行う予定のある人にとっては、2025年の補助の方が明らかに有利です。
■ 躯体断熱や設備リフォームは
「性能次第で最大100万円」へ
2025年の子育てグリーンは最大60万円でしたが、2026年は性能ランク(平成11年基準・平成28年基準など)によって上限が変動し、最大100万円になる案。
これは
- 壁の断熱
- 床・天井の断熱
- 玄関ドア交換
- 設備の省エネ化
などをまとめて考える人にとっては追い風です。
■2026年制度案の「対象期間」と申込時期について
2026年制度案については、現時点で「いつ申し込めるか(交付申請の受付期間)」までは公表されていません。ただし、
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
- 断熱窓への改修を支援する新制度
- 効率給湯器の新しい補助制度
いずれも「2025年11月28日以降に着手したリフォーム工事」が対象になることは、国の予算案資料で明記されています。
そのため、
- 2025年11月28日以降にスタートする工事
→ 2026年制度案の対象になり得る - 交付申請の受付開始日・締め切り日
→ 住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトで、今後あらためて公表予定
という段階です。2025年までの流れから考えると、2026年も「工事完了後に登録事業者が交付申請を行う」仕組みになる見込みですが、詳細な手続きやスケジュールは今後の正式発表を待つ必要があります。
今契約した工事が2026年の制度案の対象になるか知りたい
という場合は、図面や見積もりをLINEで送っていただければ、現時点で分かっている範囲で整理してお伝えします。
\ご相談はお気軽に/
■ 給湯器は補助継続。金額はまだ公表前
2025年は最大20万円でしたが、2026年は“定額支援で継続”というところまでが確定。金額や区分はまだ出ていません。
エコキュートの交換は緊急性が高いことも多いので、
いつ壊れるかわからないし、補助額が出てから…
と迷うより、状況に応じて判断するのがおすすめです。
どの工事が“どちらの年”に向いているか

読者の皆さんが一番気になっているのはここだと思います。2025年のまま進めた方が良いのか、2026年まで待つべきなのか。
制度案を踏まえると、大まかな目安は次のとおりです。
■ 2025年に進めた方が良いケース
- 窓リフォームの枚数が多い
- 内窓と交換を同時に行う
- “過去最大級の補助額”を使って断熱性を引き上げたい
- 冬の寒さ対策を早めたい
- 光熱費の上昇が気になっている
2025年は、とにかく窓断熱の補助が厚い年。同じ内容を2026年に行うと、補助が100万円少なくなる可能性があります。
■ 2026年まで待っても良いケース
- 外壁張替えや屋根の断熱をまとめて行う
- 玄関ドア交換を含めた“性能向上リフォーム”を計画している
- 省エネ性能の評価基準に合いそう
- 2025年の子育てグリーンで上限に届かなかった内容が多い
躯体断熱や設備リフォームを総合的に見直す場合は、2026年制度の方が上限が大きくなる可能性があります。
\まずはこちらから間取りをお送りください/
ケース別シミュレーション

<窓中心のリフォーム>
| リフォーム想定 | 2025年 | 2026年案 |
| 窓8〜12カ所を交換 | 上限200万円 | 上限100万円 |
| 内窓+玄関ドア | 最大200万円(窓分)+グリーン最大60万円 | 窓最大100万円+躯体断熱最大100万円 |
→ 窓が中心なら2025年が圧倒的に有利。
<家全体の断熱性能を底上げ>
| リフォーム想定 | 2025年 | 2026年案 |
| 壁+天井+床の断熱 | 最大60万円 | 最大100万円 |
| 玄関ドア交換を含むプラン | 最大60万円 | 最大100万円 |
→ 躯体断熱は2026年制度の方が有利になる可能性。
<給湯器の交換>
2025年:最大20万円
2026年:定額支援(額は未公表)
→ 故障リスクを考えると、年内に判断してOK。

■補助金は“工事前に予約・工事後に本申請”というイメージ
2025年の制度では、いずれの補助金も、
- 工事前に、予算を確保するための「交付申請の予約」ができる仕組み
- 工事完了後に、実際の金額に基づいて「本申請(交付申請)」を行う仕組み
という2段階で運用されていました。2025年11月時点では、3つの制度すべてで「予約受付」は終了していますが、
- 工事が完了している
- 登録事業者が必要書類を揃えられる
といった条件を満たしていれば、2025年12月31日までは本申請が可能です(予算が残っている場合)。
2026年制度案でも、「対象工事に着手した日」や「工事完了後に交付申請を行う」という考え方自体は引き継がれており、2025年までと同じように、工事と申請をセットで考える必要があります。
「工事はいつまでに終わらせる必要があるか」「どのタイミングで契約しておくと安心か」は、工事内容や地域によって変わるため、具体的なスケジュールはLINEでお気軽にご相談ください。
\スケジュールについて確認する/
リフォーム費用・工期の目安

皆さんの多くが知りたい「実際のところ」もまとめておきます。(※あくまで一般的な目安。建物や地域で変わります。)
■費用目安
| 工事内容 | 価格帯(目安) |
| 内窓(1カ所) | 7〜12万円 |
| 窓交換(1カ所) | 15〜40万円 |
| 玄関ドア交換 | 30〜50万円 |
| 壁・床・天井断熱 | 80〜200万円 |
| エコキュート交換 | 35〜60万円 |
■工期目安
| 工事内容 | 日数(目安) |
| 内窓 | 半日〜1日 |
| 窓交換 | 1〜2日 |
| 玄関ドア交換 | 1日 |
| 壁・床・天井断熱 | 3〜10日 |
| エコキュート交換 | 半日 |
リフォーム費用を抑えるためには、「補助金の条件に合わせた工事順」を組むことも大切です。条件と合うかどうかは、図面や写真をLINEで送ってもらえればすぐ確認できます。
補助金をフル活用して“後悔しないリフォーム”を

2026年制度案は発表されていますが、まだ詳細の公表を待つ段階です。
とはいえ、今わかっている 変更点 だけでも
- 窓は2026年に縮小(上限100万円)
- 躯体断熱は2026年に拡大(最大100万円)
- 給湯器は継続(額は未公表)
という違いがハッキリ見えてきています。
「うちの場合はどっちがお得?」
が一番の疑問だと思います
- 窓の枚数
- 断熱の状態
- 築年数
- 外壁との工事タイミング
- 給湯器の寿命
これらで最適な年は変わります。図面や写真を送っていただければ、あなたの家の場合どちらの年が向いているかすぐに返答できます。LINEで気軽に相談してください。(補助金の適合・見積り・時期の判断までOK)
\今すぐ図面を送る/


