制震装置「MAMORY」とは
制震装置「MAMORY」は、住宅用制震装置として住友ゴムが開発した制震装置であり、国内の住宅において多く採用されると共に、熊本城天守閣の耐震改修工事や東本願寺の耐震補強工事等、歴史的建造物にも採用実績のある信頼性の高い制震装置です。
また、制震装置に使用されている高減衰ゴムは約60年以上(※1)の耐久年数を誇ると共に、繰り返される地震に対して高い耐久性がありダメージを蓄積しないので、本震だけでなく余震に対しても高い制震性能を発揮してくれます。
アイデザインホームのリフォーム・リノベーションでは、既存の住まいに制震装置「MAMORY」を設置し、今ある住まいに大きな安心を付与できるよう、制震装置「MAMORY」の取り扱いを行っています。
大規模な工事が不要のため、一般的な住宅で2〜3日(※2)で施工が完了しますので、工事中の居場所探しなどの負担が少ないのも特徴です。
※1 住友ゴムによる促進劣化試験の結果によります。
※2 施工期間は現地調査の結果によってに日数が異なる場合がございます。詳しくはお問い合わせ下さい。
制震装置「MAMORY」の特長
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繰り返す地震に強い
京都大学防災研究所において、2017年2月に実大実験を実施。一戸建て住宅の約80%を占めると言われる二階建ての住宅に対して、熊本地震前震級の地震波と本震級の地震波を2回加えても、MAMORYを装着した耐震等級3相当の試験体は倒壊しないことを実証しました。
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揺れを熱に変えて逃す高減衰ゴム
同じ高さから、一般的なゴムのボールと高減衰ゴムのボールを落としてみると、一般的なゴムのボールはよく跳ねるのに、高減衰ゴムのボールは全く跳ねません。高減衰ゴムが瞬時に運動エネルギーを熱エネルギーに変換し、吸収・発散するためです。
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設計を活かす設置が可能
構造用面材および筋交いと併設できるため、住宅のデザインや間取りなど、設計の自由度を損なうことなく設置できます。デザインにこだわりながらも、安心・安全なマイホームを実現していきます。
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安心の耐久年数60年以上
内蔵されている高減衰ゴムは、60年以上経過しても性能がほとんど変わらず、効果を発揮することを確認しています。また、部品の交換や点検など、メンテナンスも必要ありません。
※住友ゴムによる促進劣化試験の結果より
熊本城の天守閣・東本願寺にも採用されている制振技術
制震装置MAMORYは、住友ゴム独自の技術から誕生した「高減衰ゴム」を使用しています。「高減衰ゴム」は熊本城の天守閣や京都・東本願寺の御影堂門等の歴史的建造物をはじめ、高層ビルや橋などの制振装置に使われています。北海道から沖縄まで、気候の異なる屋外でも多数使用される信頼性の高い素材です。
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熊本城の天守閣
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京都・東本願寺の御影堂門