家庭内の事故死が交通事故死よりも多いのはご存知でしたか?
平成17年の調査では
自動車約1万人に対し、家庭内1万2700人と1.27倍多くなっています
内訳ですが
(1)溺死 4079人
(2)窒息 3995人
(3)転倒・転落 2560人
(4)火災 1238人
の順に死亡数が多くなっています
死亡事故自体は、65歳以上の高齢者が非常に多く、約80%を占めていますが
事故自体は、4歳以下の子供が約40%起こしていますが死亡につながっているのは1.3%と割合自体は低く
65歳以上の高齢者は事故の内13%ですが、起きた場合に死亡につながることが多いということが分かります
窒息は住宅会社としてできることはなく
火災は普段から省令準耐火構造が標準仕様となっており
木造住宅ですが鉄骨造と同じ火災保険の料率(木造の約半額)で
火災保険がかけられる防耐火仕様が標準です
溺死については
ため湯をしないということが子供の安全に優位ですが
当社のユニットバスは、高い位置に鍵が付いていますので締める癖をつけて下さい
また、高齢者はヒートショック(寒暖の差によるショック死)が多数ですので
標準でお付けしている浴室乾燥機の暖房機能を使って温めてから入浴したり
通話呼び出し機能で何かの際には早く家族を呼ぶ等で死亡に至らないようにすることは可能かと思います
転倒転落については
階段手摺を切れ目のない施工にしていますのでそれを継続し
高齢者や小さいお子さんがいる世帯は特に
階段から一直線に転落しにくいよう、踊り場を必ず設けるなど
途中で転落が止まるようなプランがご提案できればと思います
また
アイアン手摺部分にネットを施工するようなことも
ご提案していきたいと思います
その他
エアコンの室外機をベランダに置いて転落に繋がることもあるでしょうし
お客様が当社以外に頼むような場合でも事故につながることもあるでしょうから
気をつけないといけないことはいっぱいですが
家族の安全を守るためにもポイントを押さえて配慮されていかれたらと思います
悩ましいのは
デザインのいいものは角張っていたりスケルトンだったり危険と隣り合わせのものが多いので
デザインが良くて安全というものも探していこうと思います
アイデザインホーム 安藤