アイデザインホーム マリーナホップ展示場の沼田です。
だんだんと寒くなり山を見るとほのかに紅葉も始まりましたね! (^^)/
日本の四季を感じる物に🌳は欠かせません!
春には桜、夏には深緑、秋には紅葉、冬には・・・クリスマスツリー🎄 ???
最後はチョット強引でした(^-^;
あまりにも身近にあるせいで殆ど気にする人はいないですが、
木材は小さな道具から住宅に至るまで用いられる万能の材料です!
この木材という材料、実は「鉄より強い!?」というお話しをしてみたいと思います (^^)
古来から木材を用いた建築物が今もなお日本各地に点在していますよね!
奈良の法隆寺にある五重塔や広島厳島にある厳島神社なども木造建築です。
何百年も古来の建築物を維持し続ける強度のヒミツは「セルロースナノファイバー」という繊維にヒミツがあります。
木材の繊維は人間の髪の毛の1/100の細さで複雑に絡み合い1本の木材を形成しています。
この複雑に絡み合った繊維は熱による変形や振動による復元性、柔軟性に優れているため、
地震大国である日本の建築物を古来から守り続けてきました。
また強度においても鉄の5倍の強度を誇ります (o.o)!!
これと似た強度を持つ繊維に炭素繊維(カーボンファイバー)があります。
身近なところでは・・・
航空機の部品やゴルフ道具などのスポーツ用品に用いられるなど激しい振動に耐える高強度の人工素材です。
ですが、人工的に作る材料は非常に高価であるため、住宅などの大きな構造物に使用されることはありません!!
太古から変わる事のない木材が使用されています。
近年では阪神大震災や東北震災・熊本の震災など未曽有の災害に襲われ、
国を主導とした見直しが幾度も行われてきました。
耐震強度試験を繰り返すことで建築様式や基準が厳しく見直されてきましたが、
変わらず木材という材料は使い続けられています。
その理由は・・・
強度に優れ安価に仕入れることができて、尚且つ安定して大量に供給できる材料が他に無いからです!!
しかし残念ながらこの万能の様に思える材料にも欠点はあります(>_<)
次回は木材の持っている欠点をどのように克服し、今の住宅を作っているかをお話ししたいと思います。
それではまた来月・・・(^^)/