先日もブログで書きましたが
http://www.ai-design-home.co.jp/blog/money/20140923/15174/
どうしてこう言う流れになるのか、電力各社の太陽光パネルの設備認定容量を見てみると
九州電力管内で突出して太陽光発電の設備認定が受けられているか分かります
東電や東北電力でも結構な件数ですが
送電設備などの供給力と対比するとよく分かるのですが
元々大消費地を抱えるエリアが供給力も大きく余力があるのに対し、九電は超えてしまっています
中国電力もまだ余力があるとはいえ、この中では余力がない方ですね
とはいえこういうグラフもあります
九電管内各県の認定容量に対して、実稼働率を表していますが
ほとんど実稼働していないことが分かります
その為
経済産業省は認定だけ取得して発電しない(工事にはいらない)事業者の認定を取り消し始めています
というのも
当初42円で始まった買取価格ですが、37.8円→今32円→来年30円?など
年々下がっていっているため、駆け込みで認定だけ取得して
太陽光パネルの下落を待って利益を最大化しようとする業者がたくさんいるからです
とはいえ実際に認定は取得しているわけなので、実際稼働すれば能力を超えるので
九電では今後の申請は受付けませんということになるようです
一方こういうグラフも有ります
私の住んでる広島県は下から数えて11番目
全エネルギーに対して自然エネルギーが5%以下 2.5%程に見えます
広島では電力を消費するものの、まだまだ自然エネルギーを作れていないことが分かります
今回九電が買取中止を決めたほとんどの理由は
商売にしている10kw以上の事業者向けが原因ですので
住宅で発電している特に10kw未満については
その場で作って利用した余りを売電しているので
省エネ・創エネの両立が出来ており「スマートグリッド・スマートハウス」という
これからのエネルギー政策の方向性の一つのはずです
今回の九電でも10kw未満は規制対象外にしているのですが、今後にわたって
商売で損得だけを追求している事業者への扱いとは一線を引くべきだと思います
とはいえ
今のところ中国電力で九電のようなことは起こっていませんが
住宅でも10kw以上ご検討の方は制度があるうちがいいかと思います
http://www.ai-design-home.co.jp/blog/scene/20140920/15136/
アイデザインホーム 安藤