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  • 2019.10
  • 22
2019年10月22日

秋になると・・・

アイデザインホームの宮川です。

 

稲の収穫もそろそろ終わる時期、秋も深まってまいりました。

点検等でオーナー様のお家へ訪問する際に、この季節多いご相談が

「カメムシが苦手、何か撲滅するいい手立てはないものか?」

など、虫に関することです。

カメムシは平べったく、2mm程度の隙間があれば入ることが可能です。

また、カメムシの侵入の主たる要因の一つが「布団や洗濯ものにひっついて室内に入る」ですのでいくら窓閉めたり網戸を活用してもすでに室内に入っていることがあります。

身もふたもないことを言えば、“物理的に完全塞ぐ”とか“発見次第、強力な殺虫剤で撃退”なのですが、快適かつ安心して暮らしていただくためには、窓を開けて季節の風を感じていただきたいですし、お子様やペットなど、敏感な人たちの安全を脅かすようなものは使用をお勧めしたくありません。

できる限り安全で、使いやすく、効果があるものを上げるとすればハッカ油スプレーをお勧めします。

市販のものもありますが、揮発性が高いため「持続時間が短い」というメリットかつデメリットがあり、コスト的には負担が大きいので「毎日使いたい」、「大量に散布したい」と思われる方は自作することで存分に活用しましょう。

 

1.材料

(コスモスやひまわり等の薬品を扱うスーパーやホームセンターで入手できます)

・ハッカ油

・無水エタノール

・精製水

・ビーカー

・スプレーボトル(PP、PE、PETと記載されたもの)です。

※PS(ポリスチレン)は容器がとけるので使用不可です。瓶を使用するほうが安心です。

 

2.作り方(100mlぐらい)

①ビーカーに無水エタノールを10ml注ぎ、ハッカ油を20~30滴垂らします。

※油と水では混ざらないので、まずエタノールと混ぜます

②精製水を90ml注ぐ

③スプレーに入れてよく振る

 

3.効果

・害虫(カメムシ・ゴキブリ・コバエなど)の忌避 ※殺虫はできません

・害獣(コウモリ、野良猫など)

・除菌消臭(排水口、玄関まわりなど)

・清涼感、制汗効果(体にかけるとすーっとして、涼しく感じます)

 

4.散布について

・効果の持続期間は短いので、定期的に散布するのが効果的です。

・カメムシは明るく暖かい場所に集まるため、白い外壁や干してある布団、洗濯物などに引っ付きます。

外壁、ベランダに散布すると効果的です。

・また網戸そのものに散布することで虫を侵入しづらくするとよいでしょう。

・外灯のまわりに散布することで多少の忌避効果があります。

・植樹やウッドデッキ等に散布することで、野良猫やイタチ等の侵入を阻害するとよいでしょう。

 

5.使用上の注意

・ハッカ油原液は効果が強すぎます。直接嗅ぐと気分が悪くなることもあり、直接肌に塗るとかぶれます。

・ハッカ油は食用でもあり基本的には安全ですが、植物由来のためアレルギーにはご注意ください。

・虫よけのため、赤ちゃんにかけないでください。メンソール成分やアルコール成分が強すぎます。

・ネコちゃん(野良猫含む)の体に直接かけるのはやめてください。(ほかの小動物もできればさけてください)

猫の胃腸は精油を分解できないため体をなめとる際に体内に蓄積されていきます。

・ハッカ油は文字通り可燃性です。火のそばで使用や保管すると引火します。

 

虫よけ以外にも、重曹と混ぜて洗剤を作ったり、お茶やお酒に足してみるとか、いろいろ活用できる優れものです。

ハッカ油はとてもいい匂いがするので私は大好きなのですが、使用後によく「筋肉痛?」と言われてしまいます。本来はミントの香りのはずなのに、おじさんからだと湿布のにおいになってしまうようです。

 

 

 

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