アイデザインホーム 白佐木です
先日、基礎業者さんより
『これだけ雨が続くと、予定通りに工程が進まないよね…』
と、嘆きの連絡があった訳ですが
ちょうど、『深基礎』の建物だったようで
通常の基礎工事に比べ、大体1週間ぐらい日程も要するのに
雨の影響で中々完成させる事ができず、申し訳なさそうでした
その『深基礎』ですが、改めて言葉の意味を調べると
『一般の基礎より、地盤面から基礎の底までが深い基礎で
地盤の高低差や傾斜がある場合などに発生します』との事
仕上がった状態はこんな感じです
どんな時に必要になってくるかですが
擁壁の近くに建物を配置する場合
最悪、その擁壁が崩れたとしても、建物が傾いたりしない為であったり
道路と高低差のある敷地で、ガレージ部分の勾配を緩やかにする為など
その他にも、色々理由はありますが
敷地条件、建物の配置計画によって必要となってきます
工事中の状況ですが
手前側の深く掘られている部分が『深基礎』になる部分で
『深基礎』部分が完成し
その上に、通常の基礎部分を鉄筋組した状態が、この画像ですが
この、『深基礎』ではない部分の鉄筋組が出来る状態になるまでに
深さや長さにもよりますが、1週間~10日ぐらい掛かります
一つ一つの作業の内容は省略しましたが
最終的に、地面に隠れて見えなくなる、この『深基礎』部分には
しっかりと時間を掛けている分、それだけの作業工程が詰まっています