アイデザインホーム（Ai Design Home）　オフィシャルブログ

今日の日経新聞の1面ですが

住宅金融支援機構のフラット35で9割としている融資の上限を
一時的に撤廃して、頭金なしでも住宅が購入できるようにする

という記事が掲載されています

消費増税後の住宅需要の落込みを最小限にしたいと言うことで

・ローン減税の拡充

・現金給付

そして今回の

・頭金なしでも借入が可能に

と矢継ぎ早に増税を見越した政策(2014年4月以降の)が発表されてきています

それだけ前回の増税後の住宅の落ち込みが日本の景気に影響を及ぼしたということなのでしょう

今回の頭金なしですが

アイデザインホームで家を建てていただいている方は、土地からお探しで、お子さんが1人～3人
という方が非常に多いのですが、現在賃貸に住んでいて「家賃ももったいないし」という事で
お家を検討されている方が多い印象ですが

だいたい、家賃が駐車場込みで8万円前後を払いながら
頭金を貯めようと思うと、同じく8万円を1年間貯金できて96万円　約100万です

家賃を払いながらだと、8万(家賃)+8万(貯金)=月間16万円住居費に必要となりますが

これが継続して出来る方は少ないのではと思われます

支払う能力=家賃+貯金分が有る方であれば、この制度は大変便利ですし
家賃と変わらないぐらいで返済を組めば
家の頭金に回している貯金分が、子供の将来などに備えることができる訳です

例えば

家賃を払いながら、貯金を一生懸命して、頭金を貯めたと思っても
アベノミクスがうまくいきインフレになってくると金利もあがってきます

シュミレーションすると

3,000万の借入を３５年間　2.034%で借りた場合(フラットの今月の全国平均金利)

返済総額：41,959,011円
支払利息総額：11,959,011円
(ひと頃借りた額の倍以上返すという金利の時代もありましたが1.4倍ほどですね)
月額返済額：99,903円
年間返済額（月額返済額×12）：1,198,836円

3,000万の借入を３５年間　2.534%で借りた場合

返済総額：45,274,008円
支払利息総額：15,274,008円
月額返済額：107,796円
年間返済額（月額返済額×12）：1,293,552円

0.5%の金利差で

約330万円支払総額が増えて、月間の返済額に約7900円差が生まれます

※上記グラフは、フラット35の金利推移です(フラット35徹底攻略さんから拝借しました)
0.5ぐらいの変動は結構起こっており、金利優遇で今、金利が底に近い状況に有るのが分かります

なので、子育てなどライフサイクルを考えた時に家を持つタイミングが
今なのであれば、増税よりも金利の差のほうが実は影響が大きいです

また、民間の銀行で自営業の方がローン組むことは最近非常に厳しいのですが
フラットであれば条件的に組みやすいのでオススメでもあります

増税前がお得ですよ・・・って住宅会社の営業に煽られている方は
アイデザインホームでご相談してみて下さい

もう少しお客様の状況お伺いして
違った視点でご提案も出来るのではないかと思いますので

アイデザインホーム　安藤