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  • 2017.12
  • 9
2017年12月9日

ガラスの熱割れ

 

今回はガラスの熱割れに関してですが、皆さん熱割れってご存知ですか?

熱割れとは??

 

熱割れ現象窓ガラスのうち日射が直接当たる部分は、吸熱して高温となり膨張します。一方、ガラスの周辺部はサッシに呑み込まれているため日射を受けず、またサッシや躯体くたい への放熱もあり、低温のままになり膨張しません。このため、高温部の熱膨張を周辺部が拘束する状態になります。これをガラス内部の力の状態でいうと、ガラス周辺部に引張応力が発生していることになります。この引張応力(熱応力ともいう)は、直接当たる部分と周辺部との温度差に比例し、ガラスのエッジ強度を超える引張応力が発生するとガラスが破壊します。この現象を一般に熱割れと呼んでいます。

 

この熱割れは物理現象のため、完全に防ぐことは現状では極めて困難なんで、

どのガラスでも起こりうるって事です。

今回は実際にオーナー様のお宅が熱割れになったんで交換しにいきました!

2Fの寝室ハキダシサッシです。熱割れが発生しやすいのは、冬期の晴れた日の午前中です。特に建物の東面や南面への日射量が大きくなる一方、サッシ周辺の温度は低下しているので、高温部と低温部の温度差が広がり、熱応力も大きくなります。

という事で、まさに今からの時期ですね。

サッシを外し、1Fの駐車場で作業開始です。

サッシの障子を外して新しいガラスに交換するんですが、

手直れた職人さん達があっという間に交換完了です。

色々調べてみると、この熱割れでも火災保険の対象になる事例もあるようです。保険会社には、「不測かつ突発的な事故」という補償内容が用意されています。これは名前の通り、契約者が予想できなかったであろう事故に対して保険金が支払われるものです。詳しくは契約されている保険内容をご確認してみて下さい。

で、分からなければ、アイデザインホームにご相談くださいませ(^^)/ 

 

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