こんにちは。
今日は熱伝導率についてお話ししたいと思います。
熱伝導率とは何か?
要するに熱(温度)を伝えやすいかどうか、です。
熱伝導率が高いというと熱(温度)を通しやすいという事になります。
身近な物で例えると
(温度を通しやすいものから)
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銅・・・398
ガラス・・・1
水・・・0.6
木・・・0.14~0.18
羊毛・・・0.05
空気・・・0.0241
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こんな感じで、この中で言えば空気が一番温度を通しにくいということになります。
*銅といえば調理器具の鍋。ガスの炎やIHの熱を伝えやすいという点で、理にかなっています。
*ガラスといえば窓ガラス。
ガラス一枚だと外気温がすぐに伝わっちゃうんですね。
だから最近の窓はガラス二枚で空気層を作って断熱性能を高めているんですね。
*水の例で挙げたいのが、真冬の風呂あがり。水滴が体中に付いたまま寒い脱衣所へ行くと
猛烈に寒いのですが、水滴を拭き取ると先ほどのようには寒くなくなります。
むしろ体からの湯気オーラで暖かくも感じるのです。(※主観かもしれません。)
*羊毛というとセーター。冬に大活躍ですよね。
そして、空気です。
我が家は2階建てのコーポの1階部分ですが、夏、とても快適です。
なぜなら照りつける太陽の温度を2階部分の空気層が随分緩衝してくれているからです。
ちなみに、2階よりも屋根裏なんてもっと暑いです。屋根裏である空気層のお陰でその下の部屋の暑さは和らいでいます。
ちなみに我が家、冬は床下の底冷えが直接床へ伝わり、足元がものすごく寒いです。
冬場に2階へ遊びに行くと、床がほんのり温かいです。湯船でもそうですが、暖気は上昇します。
1階で暖められた空気が2階へ伝わってくるのです。
微妙に話がそれました。
ちなみに、空気と近い数値にスタイロフォームがあります。
これは断熱材の一種です。
これも空気層ですよね。我が家でも昨年大活躍しました。
熱伝導率を上手く利用して、日本の春夏秋冬を楽しめる家造りをしていきましょう。
アイデザインホーム株式会社 第一展示場におります、玉川でした。