こんにちは、アイデザインホーム末浪です。
ヴラマンク展へ行ってきました
ヴラマンクは、晩年は自動車で田舎を走り回っていたといいます。
そのなかで体感した「スピード感」が彼にインスピレーションを与え、
彼の作風を疾走感のあるものへと導くことになりました。
彼は自身の著作の中で、
自動車から見える景色が移り変わる様から、
さまざまな感覚が生まれてくる、とも語っています。
こうして確立されたヴラマンク晩年の絵画が、
日本ではよく知られています。
当時洋行してヴラマンクに感銘を受けた
日本人画家たちが紹介したのが、
こうした暗い色調と、躍動感のあるタッチが心を打つ、
確立期の絵画だったからだと言われています。
本展では、この「日本人に愛された」
時期のヴラマンク作品を中心にしています。
ひろしま美術館
2017年11月3日(金・祝)~ 2017年12月24日(日) 会期中無休
9:00~17:00/金曜は~19:00(入館は閉館の30分前まで)
ヴラマンク展 ―絵画と言葉で紡ぐ人生―