2023年12月11日
床材の種類と特徴
小牧展示場の安藤です。
注文住宅を建てる際には、部屋や間取や用途にマッチした床材を選ぶのが理想的です。そこで今回は代表的な床材の種類や特徴、場所に合わせた選び方について解説します。
①床材の種類について
シートフローリング
表面材が木目や石目などの印刷を合板に施した床材
突板フローリング
天然木材の0.3~0.6ミリ程度の板を表面材として合板接着した床材
挽板フローリング
天然木材の2~3ミリ程度の板を表面材として合板に接着した床材
無垢フローリング
木材の一枚板をフローリング用に加工した床材
クッションフロア
ポリ塩化ビニルの衝撃を和らげる効果のある床材
フロアタイル
ポリ塩化ビニルに木目や石目の印刷を施したタイル状の床材
カーペット
毛、ナイロン、ポリエステルなど、柔らかで衝撃吸収にも優れた床材
②それぞれの特徴
シートフローリング(おすすめ箇所:ホール、LDK、各居室)
メリット
メンテナンス性が高く、コストパフォーマンスにも優れている
デメリット
印刷シートなので滑りやすい・素足だと夏場にペタペタしたり冬場に冷たさを感じやすい
突板フローリング(おすすめ箇所:LDK、ホール、各居室)
メリット
表面材は0.3~0.6ミリの木材の為、木質の足ざわりが良い
デメリット
表面材が薄いため、傷がついたとき中の合板が見えやすい
挽板フローリング(おすすめ箇所:LDK、ホール)
メリット
表面材が2~3ミリの木材の為、突板より本物の木質感を味わえる
デメリット
温度や湿度で伸縮反りの可能性がある
無垢フローリング(おすすめ箇所:LDK、ホール)
メリット
一枚板の天然素材で調湿・蓄熱効果があり、夏場カラッと、冬場暖かい・経年変化を楽しめる。
デメリット
定期メンテナンスが必要・価格が高い
クッションフロア(おすすめ箇所:水回り、キッチン、ペットのお部屋)
メリット
安価で耐水性が高い・柔らかくペットが滑りづらい
デメリット
家具の重みで跡が残りやすい・耐用年数が低い
フロアタイル(おすすめ箇所:水回り、キッチン)
メリット
耐水性が高く意匠性も高い
デメリット
目地ができるので、隙間に水が入る可能性がある
カーペット(おすすめ箇所:寝室、書斎)
メリット
肌ざわり、保湿性が高い
デメリット
ダニの繁殖の可能性があるのでこまめな掃除が必要
③まとめ
◆コストパフォーマンス、機能性重視を求めるなら
シートフローリング・フロアタイル・クッションフロア
◆質感や素材感、快適性を求めるなら
無垢>挽板>突板フローリング
などなど、アイデザインホームでは暮らしに合わせて、各展示場に多数のサンプルをご用意して、専属のコーディネーターがお客様のご希望に合わせてご提案します。実際の色や質感を肌で感じていただけますので、ぜひ一度、アイデザインホームの展示場にお立ち寄りください。