中庭のある家 メリット・デメリットは? コの字型・ロの字型・L字型の違いも解説 | アイデザインホーム
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2023年12月8日

中庭のある家
メリット・デメリットは?
コの字型・ロの字型・L字型の違いも解説

こんにちは。

福山支店の髙砂です。

これからマイホームを建てるにあたって

「中庭を作って人目を気にせず、くつろぎたい」

「BBQできる中庭がほしい」

など、考えられてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ということで今回は『中庭』種類やメリット・デメリットについてお話していこうと思います。

中庭の

中庭を形成するためにはほとんどの場合で、「建物の形状によって囲う」方法が採用されることが多いですが、その方法に大きく3つのパターンがあります。

コの字型で囲った中庭

建物をコの字型にした3辺が建物に面した庭。

ロの字型で囲った中庭

建物をロの字型にした4辺が建物に囲まれてる庭。

L字型で囲った中庭

建物をL字型にした2辺が建物に面した庭。

大別してこれらの3つのどれかの方法で中庭を形成することが多いのですが、一番多く採用されるパターンはL字型のパターンが多いです。理由としてはいくつかありますが、まずは庭を囲む建物そのもの間取りがちゃんと使いやすい間取りでないと困りますよね。その点、L字型のパターンは間取りの構成もしやすく、コストも3つのパターンの中で一番安くすみますので、採用率が高いわけです。

ちなみに

L字型>コの字>ロの字 の順で間取りの構成がしやすく

L字型<コの字<ロの字 の順でコストが高くなります。

コストが高くなる理由は、外周長が長くなるほど外壁材や基礎長などが増えるからです。

続いて、中庭のメリット・デメリットについて説明します。

中庭のメリット・デメリット

メリット

  • 外からの目線が気になりづらいため、のびのびとくつろぐことができる。
  • 不利な採光条件であっても有利に働かせることができる場合がある。
  • バーベキューやDIY、ガーデニングなどの趣味を楽しむことができる。
  • 目の届く範囲で子どもたちを遊ばせられる。
  • 室内→屋外→室内へと視界を介すことで、広く見える効果も。
  • ウナギの寝床のような土地には相性バッチリ。

デメリット

  • 建築コストがかかる。建物の形状が複雑になるほど外壁の面積が増え、建材費や工事費用が高くなる。
  • 限られた土地に庭を作るので、建物のスペースが少なくなる。
  • 外皮となる面積が増えるため、断熱性を落としやすい。

など、このようなことが挙げられます。

中庭のある家 広島・岡山・大阪・奈良・三重・岐阜・愛知の注文住宅はアイデザインホーム
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「中庭のある家ってどうなんだろう?」

「中庭を作る」ことによって得られるメリットは沢山あります。採光・採風が確保しにくい場合だったり、間取りの工夫で視覚的に広く感じられる造りにしたいなど、中庭を取り入れることで得られるメリットでデメリットを打ち消すことができたりもできます。

日本の古くからある建築様式に町屋がありますが、町屋建築には必ずと言って良いほど中庭があります。町屋は町人の住む今で言う店舗併用住宅であり都市型住宅です。町屋はうなぎの寝床のような土地(間口の狭く細長い土地)に建てられている事が多いのがその特徴ですが、それ故に採光・通風条件が厳しい中に中庭を設けることによって光を採り入れたり、囲い込まれた特徴的な庭に自然を採り込むことによって、生活に潤いをもたらせてきました。

中庭を設ける設計手法は、もう一部屋つくれるスペースがあるのにあえて庭をつくる事で、光や外気、自然を採り入れながら快適さを得ていた先人の知恵でもあります。

ご興味の方、是非一度ご相談ください。

福山支店 髙砂

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