
家づくりを考え始めると、必ずと言っていいほど話題にあがるのが「住宅ローン減税って、結局いくら戻るの?」という疑問です。制度が毎年のように見直されるため、調べれば調べるほど分からなくなってしまう方も多いようです。
特に2026年に入居を検討している場合、住宅の性能によって控除額の上限が変わる点は見逃せません。「年収」「借入額」だけでなく、「どんな家を建てるか」も、戻ってくる金額に関わってきます。
目次
住宅ローン減税の基本|2026年版の考え方

住宅ローン減税は、年末時点の住宅ローン残高に応じて、所得税・住民税の一部が戻ってくる制度です。ここ数年は「省エネ性能を重視する制度設計」が続いていて、住宅の性能によって控除対象となる上限が変わります。
つまり、「いくら借りたか」だけでなく、どんな性能の家を建てるかが大事になってきます。ローン控除を“お得な制度”として捉えるだけではなく、家の性能・光熱費・住み心地まで含めてトータルで判断するのが失敗しにくいです。
いくら戻る?控除額の基本計算と上限

ここで注意したいのは、「0.7%で計算すればOK」という単純な話ではないことです。控除に使える年末残高には上限があり、その金額は住宅の性能区分によって異なります。
また、控除は税金から差し引かれる仕組みのため、税額以上の金額が戻ることはありません。所得税や住民税の状況によって、戻り方に差が出る点も理解しておく必要があります。
\ 制度の条件や上限を整理して確認 /
年収別・借入額別シミュレーション

ここでは「この年収で、このくらい借りた場合」の目安を掴めるよう、よくある条件を想定した3つのモデルケースを紹介します。あくまで参考例として、自分たちの状況に近いケースを見つけるための材料として活用してください。
| モデル | 年収目安 | 借入額 | 住宅性能 | 年間控除額の目安 |
|---|---|---|---|---|
| A | 約450万円 | 3,000万円 | ZEH水準住宅 | 約21万円 |
| B | 約600万円 | 4,000万円 | 長期優良住宅 | 約28万円 |
| C | 約750万円 | 5,000万円 | 長期優良住宅 | 約35万円 |
※上記は「年末残高×0.7%」で単純化した参考例です。実際の控除額は住宅性能ごとの上限、税額、入居年などにより異なります。
住宅性能で差が出る理由|
控除額と家の“中身”はつながってる

住宅ローン減税が性能重視の制度設計になっている背景には、省エネ住宅を増やす国の方針があります。そのため、同じ借入額でも、住宅性能によって控除額の上限に差が出る仕組みです。
ただし、ここで押さえておきたいのは、減税だけを見て「性能を上げたほうが得」と短絡的に決めないことです。性能を高めればランニングコストは抑えやすくなりますが、その分イニシャルコストがかかる場合もあります。自分たちの暮らし方や価値観とのバランスを考えながら判断することが大切です。
\ 性能とコストの考え方を、実例で確認 /
よくある誤解と注意点|
「思ったより戻らない」を防ぐ

住宅ローン減税でつまずきやすいのは、「借入額が多ければ多いほど得になる」と思い込んでしまうことです。実際は、控除には上限があり、税額によって戻り方も異なります。
よくある誤解
- 借入額が大きければ控除も無限に増える
- 支払っていない税金分まで現金で戻る
- 毎年同じ金額が戻る
見学時に確認したい資金計画チェックリスト

住宅ローン減税の金額だけに目を向けると、判断が難しくなりがちです。実際には、建物価格・性能・補助金・将来の支出まで含めて考える方が整理しやすくなります。
- 無理のない借入額と返済計画
- 住宅性能と減税・補助金の関係
- 建物以外にかかる費用も含めた総額
- 光熱費の見通し
- 将来のライフイベント
\ 家づくりの前に、一度整理しておきたい方へ /
まとめ|減税は「家づくり全体」で考える

住宅ローン減税は、家づくりの中の一つの判断材料です。金額だけでなく、住宅性能や将来の暮らしまで含めて考えることで、納得感のある家づくりにつながります。
\ 次の一歩を考えたい方へ /
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