2023年4月8日
大塚国際美術館へ行ってきました🎨
今年入社しました名古屋神宮営業所の吉富(よしとみ)です。
徳島県鳴門市にある最近インスタ映えで有名なこちらの美術館。チケットを入手し事前に図録100選もネットで購入して予習して「あーこの作品もあの作品も見れるんだな」とわくわくしながら絶対見る作品をリストアップして巡る順番を考えて…足を運びました。4時間滞在しましたがそれでも私には足りない程の満足感でした!!!なぜなら、誰もが知っている世界の名画約1000点!も展示されており約4キロもあるバカ広い美術館なんです!!!
そんなところをご紹介します♪

↑ ここ実は山丸ごとを使って建築されていてこの入口が山のふもとで地下3階になります。そこからぐーっと地上にいくにつれて作品の時代も古代から現代へ変わっていきます。
大塚製薬の創立記念事業として建てられており、美術館の前には大塚製薬のことが学べそうな広い建物というか、もはや日本庭園もありました。今回はメインは美術館なのでまたいつかそちらものぞいてみたいです。
図録を手にするまでの私は…
「ルーブル美術館にはなかなか行けないし、レプリカでも原寸大で名画が見られるなら最高」そんな思いでしたが、大塚製薬が鳴門の砂を使い強固なタイルを製作してできた背景、陶板名画は1000年でも2000年でも色褪せない技術力、そして、「世界にある名画の本物の方はどんどん姿が変わっていきますが、徳島の美大生がここに勉強に来ていつか本物に出会えた時にその違いを感じてくれたら…」
という思いを読んでさらに感動しました。
↓ 入って最初に出会うシスティーナ礼拝堂のおじさまのお話は絶対聞いた方が良いです!!

この完成秘話が面白かったです。
作者が大変すぎて依頼主をとんでもない姿にして描き、疲弊した自分の姿も描かれています。
ダ・ヴィンチの最後の晩餐は、復元前と復元後のそれぞれの違いを一つの空間に両展示して見比べることができます。これが陶板名画にしかできない展示の工夫ですよね。
(写真にすると残念ながら大きさの迫力が伝わらなかったので割愛します)
最後に不思議だったこちらの絵を。
この女性達、ずーっとこっちを見てくる気がするんです。


ほかの作品でこのように何人かがこちらを向いている絵画もありましたがその中にはなかった視線を感じました。私が左右に歩いてあらゆる角度からみてもトリックアートのように見つめられている気がする…しかし調べてみてもそのような意図が隠されている様子はありませんでした。
気になった方は是非行ってみてください。
私だけだったらなんかこわいな…(笑)