洗面スペースと脱衣スペース 分ける派?兼ねる派? それぞれのメリットデメリットは?|アイデザインホーム|2024年1月09日
アイデザインホーム(Ai design home)

2024年1月9日

洗面スペースと脱衣スペース
分ける派?兼ねる派?
それぞれのメリットデメリットは?

明けましておめでとうございます!

福山支店の尾石です。

最近、お客様からのご要望で洗面所と脱衣所を分けたい!というご要望を聞くことが増えてきました。洗面所を独立させると、様々なメリットが生まれます。一方で、従来の洗面脱衣室にもメリットはあり、洗面所と脱衣所を分ける際はデメリットも把握しておく必要があります。

そもそも洗面所と脱衣所は違う役割です。多くの住宅は洗面脱衣室として2~3畳ほどのスペースに設置で洗面室と脱衣室を兼ねるスペースになっていることが多かったのですが、ここ数年は洗面スペースと脱衣スペースを区分けするケースが増えています。

洗面所は手や顔を洗ったり、身だしなみを整えたりする空間です。脱衣所は入浴前に衣服を着脱するプライベートな空間になります。それぞれが違う役割を持っている空間ですので、用途を理解することで洗面スペースと脱衣スペースを分けるべきなのか?そうでないのか?が見つかってくるかもしれません。

洗面所と脱衣所を分けるメリット

家族が入浴中も洗面所が使える

家族が入浴中だと洗面所に入りにくかったりという経験のある方っていらっしゃると思います。特に朝シャワーを浴びる家族がいても遠慮なく洗面所が使えるので忙しい身支度の時間を気にせずに済みます。

来客に洗面所の使用を勧められる

洗面室兼脱衣室だと、ちょっと手を洗ったりのみの使用を来訪者にさせる事には、少し躊躇がある方も多いのではないかと思います。分けていれば気にすせず案内できますね。

収納スペースを用途によって分けれる

洗面所と脱衣所では使う目的が違いますので、それぞれ収納したい物も違ったりします。洗面所に必要なものは洗面所へ、脱衣室に必要なものは脱衣室へ収納できるので使いやすさも増します。

洗面所と脱衣所を分けるデメリット

スペースが必要になる

洗面室兼脱衣室3帖を洗面所2帖、脱衣所1帖と分けた場合、脱衣所に洗濯機を設置することで狭くなり少し窮屈なスペースになります。

建築費が上がる

仕切りが増えればその分の費用も上がります。また、水回りを離れた場所に作れば配管等のコストも余分に掛かるなど、連鎖して設備に必要となるコストが増えてきます。

まとめ

来客が多い方や家族が多い場合、気兼ねなく洗面所を使えるよう洗面所と脱衣所を分ける方が、メリットが多くオススメです。また、スペースをLDKに使いたい場合やコンパクトな家にしたい場合、コストを抑えたい場合などは洗面所と脱衣所を分けない兼用タイプの方がオススメです。

これからのご家族構成や家族の成長なども含め、しっかり考えてご検討しましょう。

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