広島市佐伯区 S様邸
家族のこだわりが詰まった
箱型ヌックと回遊動線のある家
- 広島市佐伯区 S様邸
- 間取り:2LDK+ランドリースペース
- 延床面積:119.25㎡(36.07坪)
- 敷地面積:197.95㎡(59.87坪)
淡いアッシュグリーンとチャコールグレーが心地よく調和した外観。太陽光パネルの搭載を見据えた片流れ屋根が、端正なラインをより際立たせます。
木目調のアクセントが印象的な玄関ポーチ。深い軒が夏の強い日差しをやわらげ、冬には心地よい陽だまりをつくります。掃き出し窓に面したこのスペースは、雨を凌げるタイルテラスとしての役割も兼ね備えた多目的な空間です。
グレージュと無垢床(ナラ)でまとめた落ち着きのあるホテルライクなLDK。リビング中央に配置したインパクトのある箱型のスペースは、家族みんなのこだわりが詰まった場所。この箱の内部は次の写真へ。
箱の中には、壁に踏板を埋め込んだ軽やかなデザインのスケルトン階段。光と視線を遮らないことで、明るく圧迫感のない空間を実現しています。
階段下には、絵本がずらりと並ぶ造作本棚を備えたヌックを計画。床を一段下げることで段差に腰掛けたり、壁を背もたれにしたりと、思い思いの姿勢でくつろげる空間になっています。リビングとつながりながらもおこもり感があり、お子さんと一緒に絵本の世界に浸れる“家族がよく集まる場所”なんだそう。
料理中の手元が隠せるよう腰壁を設けたキッチンは、セメントの風合いと調湿作用を兼ね備えたSOLIDO仕上げで、洗練された雰囲気を演出。ダイニングにはダクトレールを採用し、照明の位置や数を自由に変えられるようにしています。
キッチンの中でもふと目に留まる、既製品のカップボードと造作カウンターを組み合わせた一角。使い勝手やコストとのバランスを考えながら、テーパー加工など細かな工夫を重ねて、床材やまわりの造作になじむよう仕上げています。奥さまが“特にお気に入りの場所”として自然と手が伸びるスペースになっているそうです。
洗濯~片付けまで一部屋で完結するランドリースペース兼脱衣室。収納ボックスがシンデレラフィットする造作カウンターは、アイロンがけや洗濯物が畳みやすく使い勝手抜群。キッチン→ランドリースペース→洗面室→ファミクロと家中をつなぐ回遊動線にこだわり、家事のしやすさと暮らしやすさを実現しています。
遊びに来た友人たちにも好評だったという吹抜け。リビングを包み込む明るさと開放感が、この家の中心で家族の暮らしを優しくつないでくれます。
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- CASE STUDIES
- DATA
- 広島市佐伯区 S様邸
- 間取り:2LDK+ランドリースペース
- 延床面積:119.25㎡(36.07坪)
- 敷地面積:197.95㎡(59.87坪)