
子育て家庭の「玄関あるある」から見る課題点
毎日の送り迎えやお出かけで散らかりがちな玄関、実は多くの家庭で共通の悩みになっています。
1.靴だらけ!誰の靴?もう分からん…

あるある:
- 子どもの成長に合わせてサイズアウトした靴がそのまま放置。
- 幼稚園・保育園・習い事…用途ごとに靴が多い。
- 靴箱が家族全員分に追いつかない。
課題点:
- 靴の管理が曖昧 → 定期的な見直しと「1人◯足」ルールが必要。
- 一時的に置ける「脱ぎっぱなしゾーン」も必要。
2.ベビーカー・三輪車が通路を塞いでる…

あるある:
- 玄関を開けたらベビーカーのタイヤが本当にジャマ!
- 三輪車が外に出しっぱなし、または玄関を圧迫。
課題点:
- 一時的でも収納できるスペースが必要。
- 「使う頻度の高さ」と「出し入れしやすさ」のバランス設計が大事。
3.雨の日はもうカオス
あるある:
- 子ども用のカラフル傘が乱立して傘立てがパンク。
- カッパやレインブーツが玄関で干されてる。
- 乾かしきれないものが翌朝もそのまま。
課題点:
- 雨具専用の乾かす&しまうスペースが必要。
- 通気性と防水性のある収納方法がカギ。
4.「行ってきます」の準備で大混乱
あるある:
- おむつ、帽子、名札、連絡帳、マスク…出かける直前に「あれどこ!?」
- 子どもが自分で用意できず、親がフル稼働。
課題点:
- 外出グッズの定位置がない or バラバラ。
- 子ども自身が“自分で準備できる導線”ができてない。
5.おもちゃ・ボール・虫かごが玄関に…
あるある:
- 「玄関がプレイルーム?」ってくらい謎のグッズが集結。
- 砂や泥のついたものがそのまま室内へ。
課題点:
- 外遊びグッズの収納場所が不明確。
- 土や水対策が甘く、掃除負担が増。
ベビーカー・子ども靴・外遊びグッズ…収納したい物リスト
限られた玄関スペースに収納したいアイテムは意外と多く、しっかりとしたリストアップが必要です。以下に一般的な収納したい物リストをまとめたので、参考にしながら自分たちには他に必要な物がないか整理してみてくださいね。
🍼【ベビーカー関連】
- ベビーカー本体(A型・B型・バギーなど)
- ベビーカー用レインカバー
- ベビーカーシート・クッション
- フック・ドリンクホルダーなどの付属品
👟【子ども靴・衣類】
- 通園・通学靴
- 外遊び用の汚れてもいい靴
- 長靴
- サンダル
- 靴下(季節ごとに)
- 帽子(UV・冬用)
- 手袋・ネックウォーマーなどの防寒小物
🌳【外遊びグッズ】
- シャボン玉セット
- ボール(サッカー・ビニールなど)
- 砂場遊びセット(スコップ・バケツなど)
- 水鉄砲・水遊びグッズ
- キックスクーター・ストライダー
- ヘルメット・プロテクター
- レジャーシート
- 折りたたみ椅子・ポップアップテント
🚗【お出かけセット】
- おむつポーチ
- おしりふき
- 着替えセット
- 携帯用おもちゃ
- ミニタオル・ウェットティッシュ
- おやつ・水筒
- 抱っこひも・スリング
シューズクローク(SC)のタイプ別メリット比較
使い方に合わせたSCのタイプ選びが収納効率を左右します。家族構成やライフスタイルによって、最適なレイアウトは変わるため、暮らしにフィットする設計を意識することが大切です。
1.ウォークイン型
中に入って使う収納。L字やコの字など広さを持たせたタイプ。

〇メリット:
- 大容量収納が可能
- 靴以外にもベビーカーやアウトドア用品も収納できる
- 中で着脱もできる
〇デメリット:
- スペースを広く取る必要がある
- モノを詰め込みすぎてゴチャつくことも
- 湿気・ニオイがこもりやすい
- ここに収納してある靴を取りに行くのに靴又はサンダルを履く必要がある or 裸足のまま取りに行く事になる
2.ウォークスルー型
通り抜けできる通路型
玄関⇄ホールをつなぐ動線に配置される

〇メリット:
- 動線がスムーズで便利
- 扉不要で開放的
- 家族はシューズクロークで靴を脱ぐ習慣をつけば、常に靴の無い玄関にする事が可能
〇デメリット:
- 通路としての幅が必要なので設計に制限が出る
- 扉がないと中が見えて生活感が出やすい
- 冬場に寒気が抜けやすい
3.壁面収納型
玄関の一角に収納棚を設けたタイプ。

〇メリット:
- コンパクトに設置できる
- 見せる収納でおしゃれ感アップ
- 玄関が広く感じられる
〇デメリット
- 丸見えで生活感が出やすい
- ホコリやニオイがたまりやすい
- 靴の数が多いとごちゃごちゃ見える
ベビーカーと三輪車をスマートに収納するアイデア
かさばる大型アイテムも、ちょっとした工夫でスッキリ収まる収納術をご紹介します。

縦型スタンド収納
- ベビーカー・三輪車を立てかけて収納できるスタンドやフック式ラックが便利。
- 100均 or DIYで「突っ張り棒+フック」も使える!
おすすめ
- 折りたためる三輪車だと、かなりコンパクトになる。
- 下駄箱の横などの「デッドスペース」にスリムな棚を設置し、そこにベビーカーを立てて収納。
まとめ
玄関は来客や配達員の方等、ご家族以外にも見られやすい場所ですが、子育て世代の方は特に色々なものを一時的に置いてついついそのままにしてしまい散らかりやすい場所とも言えます。
そんな悩みを解決する為にはご家族構成や生活スタイルに合わせた設計が重要です。
完全自由設計のアイデザインホームではお客様ひとりひとりに合わせたプランニングや収納設計を行う事が可能です。片付けや身支度のしやすい動線のご提案も得意ですので、お近くの展示場でぜひご相談ください。
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