リビング階段のメリット・デメリットとは | アイデザインホーム
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2023年12月2日

リビング階段のメリット・デメリットとは

こんにちは

みどりまち展示場の尾石です。

本日は階段についてのお話。

昨今では多くのケースでリビング階段が採用されてますが、リビング階段を採用するとなるとデザイン性も気になる…だけど階段は毎日上り下りするものなので、使いやすくて安全なものが良いのかなとも思ったり…悩ましいところです。

ざっくり階段形状の種別を分けるとストレートの直階段L型やJ形・U型などの廻り階段に区別できますが、それぞれメリット・デメリットがあるのでまとめてみたいと思います。

①直線階段(ストレート階段)のメリット・デメリット

直線階段とは、名前の通りで一直線の階段のことを言います。

《メリット》

  • 大きな荷物や長い荷物を運びやすい
  • 平面上のスペースを節約できる
  • 写真のようなスケルトン階段との相性Good👍
  • 階段下スペース利用の計画が考えやすい

《デメリット》

  • 万が一足を滑らせると一番下まで落ちてしまう可能性がある
  • プランによっては2F廊下スペースが長くなる場合がある

シンプルな形状で設計的にも取り入れやすいのが特徴ですが、安全性には注意が必要です。緩勾配となるよう配慮したり踏面巾を大きく取るなどの工夫をすると良いでしょう。

②回り階段のメリット・デメリット

L型・J型・U型に途中で折れ曲がった階段の総称を廻り階段(折れ階段)と呼びます。

《メリット》

  • 足を滑らせても途中で止まる確率が高い
  • 間取りが組み立てやすい
  • U型の場合は平面上で省スペースに配置できる

《デメリット》

  • 廻り部分に三角の踏み板ができた場合、踏み外しをしやすい
  • 三角踏み板ができた場合、掃除がしにくくホコリがたまりやすい
  • 大きな荷物や長い荷物が運びにくく物をぶつけやすい

このように、階段の種別によってそれぞれメリット・デメリットがあります。安全性は廻り階段の方が比較的良かったり、省スペースであったりデザイン性を比較的持たせやすいのは直階段であったりといったところでしょうか。もちろん上手に設計することでそちらの階段もデメリットをより小さくした計画も可能です。

皆さんはどんな階段にしてみたいですか?

そんなお話もしながらマイホーム計画の話を聞かせてくださいね。

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