アイデザインホームの古田です。
今回はお客様のご要望も多く、当社でも採用率の高い造作洗面台についてご紹介していきたいと思います。
■ 造作洗面台とは
まず、造作洗面台とは、通常の洗面台が収納・ボウル・水栓・ミラーがセットになっているのに対し、それぞれを自由に組み合わせて作っていく洗面台の事です。さらには、水はねしやすい部分にタイルを貼る事も多く、タイルの種類も多いのでお客様のお好みに合わせたオンリーワンのデザインにする事が可能です。
造作洗面台のメリット
・デザインの自由度の高さ
既述の様に組み合わせは無限の様にある中で、自分好みにできるのはもちろん、おしゃれな印象になります。最近では洗面所と脱衣所を分けられる方も多く、「生活感のあるものは脱衣所にまとめて、洗面は来客された方も使ってもらえるようなおしゃれな空間にしたい」という方も多いのではないでしょうか。
・サイズを自由に設定する事ができる
既製品の場合はだいたいが15cmずつの幅の設定になっており、奥行も一定なのに対し、造作洗面は現場で大工さんにてカウンターを作るものやメーカーにサイズを指定してオーダーするものなので、間取りや家具にあわせて幅や奥行を決める事ができます。洗濯機等の家電や取りたい収納の幅にあわせて残りを洗面の幅というように無駄のない計画ができるのも造作洗面台の魅力です。既製品の洗面を納めるだけのスペースが取れない時も造作なら可能。という場合もあります。
写真の様に幅を広くとり、ミラーを二つ並べたり、幅広のミラーにする事で洗面の前が込み合う朝の支度の時間帯でもご家族が並んで使う事も可能です。
造作洗面台のデメリット
・コストがかかりやすい
既製品は設備メーカーが一括で生産しているものに対し、造作洗面台は個別にパーツを組み合わせて作り上げていくので、どうしてもコストがかかりやすくなってしまいます。
・完成形の実物をみる事ができない
既製品はメーカーのショールーム等で実物を見て選べるのに対し、造作洗面台の場合はオンリーワンであるが故に完成形を見て選ぶことはできないので、イメージがつきにくいという点があります。
次に造作洗面台の種類をご紹介致します。
造作洗面台の種類
ベッセル式
カウンターの上に独立した洗面ボウルが置かれているタイプの洗面台で「置き型洗面」とも呼ばれます。ボウルの形や色等の種類も沢山の中から選べるので好みの雰囲気を出しやすいのが特徴ですが、水栓とボウルの隙間が少ないので洗面で頭を洗ったりはできない等のデメリットもあります。
埋め込み式
洗面ボウルをカウンターに埋め込んでスッキリとさせたタイプです。ボウルのサイズも大型のものが使用できるので水栓との間も広く頭を洗ったり、洗濯物を洗ったりするのには便利です。
カウンターボウル一体型
カウンターとボウルが一体になっているのでつなぎ目がなくスッキリしているのでお手入れがしやすいのが特徴です。
造作風 洗面
配管が見えるのが嫌な方や隠せる収納が欲しい方には、写真の様な造作風の洗面化粧台もあります。
まとめ
せっかくの注文住宅なので、自分だけのオリジナルな洗面台をデザインするのはいかがでしょうか?とはいえ、既述の様に完成イメージがつきにくい等のデメリットもあります。
アイデザインホームでは造作洗面台の実績も豊富で、様々なデザインのご提案をしてきています。造作洗面台の中でもコストを抑えるご提案も可能ですので、豊富な実例写真を見ながらお選び頂く事ができるかと思います。ぜひ当社展示場まで造作洗面台を見にいらしてください。