防犯のために必要なこと/ものはありますか? | アイデザインホーム
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2024年8月19日

防犯のために必要なこと/ものはありますか?

こんにちは。
橿原展示場の前です。

注文住宅の防犯対策は家族の安全を守るために重要です。今回は、注文住宅を建てるなら是非考慮すべき防犯対策を紹介します。

1.窓の大きさや高さ、配置、外構の工夫

戸建て住宅が空き巣に狙われやすい理由は、時間をかけずに侵入できる高さの窓が多いからです。実例集を参考に、どのような対策が効果的かみていきましょう。

高窓の活用

注文住宅ならアイデザインホーム アイデザインホームのブログ モノトーンでまとめられたガレージハウス

基本は手を伸ばしても届かない位置に窓を設けます。

具体的な数字で説明しますと、まず建物の地盤面の高さをGL。そして床面の位置や高さの事をFLと呼びますが、法律では1階のFLとGLは最低45㎝以上離すことが義務付けられているので、地面から1階の床の高さは、最低限でも45㎝以上あります。

室内で窓下端(窓台の下面のこと)を2メートルにすると外からの高さは2.45mになります。平均的な身長の人だと手が届かない高さになるので、脚立などを使わないと侵入は難しくなります。ただし、高窓の下にエアコンの室外機などを設置してしまうと意味がなくなってしまうので注意しましょう。

スリット状の窓や小窓の活用

注文住宅ならアイデザインホーム アイデザインホームのブログ グレーと木目の組み合わせで温かみのある外観

スリット状の細長い窓や小さな窓は、採光を確保しながら侵入が難しくなるため防犯効果が高いです。

外構の工夫

注文住宅ならアイデザインホーム アイデザインホームのブログ ブルーグレーの外壁と切妻屋根の家

フェンスや塀の高さは適切な高さが望ましく、不審者が隠れる場所を作らないデザインが防犯面においては理想的です。また、侵入経路に防犯砂利を敷くことも効果的です。歩くときに大きな音が出るので不審者が侵入しにくくなります。

2.防犯カメラの設置

注文住宅ならアイデザインホーム アイデザインホームのブログ 設置された防犯カメラの様子

注文住宅では、家の設計段階から防犯カメラの設置を計画することで配線を隠したりカメラを目立たせない工夫をしたりすることができます。犯罪の抑止という目的では、あえて目立つ場所に設置することで威嚇効果を発揮できます。

具体的な場所でいうと

玄関

玄関は最も不正侵入が行われやすい場所です。玄関ドアを見渡せる位置にカメラを設置しましょう。

勝手口や裏口

玄関以外の出入り口、特に勝手口や裏口は侵入のリスクが高い場所です。これらの場所にもカメラを設置することで死角を減らしましょう。

窓周辺

特に地面に近い窓や道路に面していない窓には防犯カメラを設置すると効果的です。

駐車場やガレージ

車両へのいたずらや侵入を防ぐことができます。車両だけでなく、敷地内全体の安全性が向上します。

カメラの種類もいくつか紹介します。

■有線カメラ

優先タイプのカメラは安定した電源供給と信号伝達が可能で信頼性が高いです。新築時に配線を計画的に組み込むとスッキリとした設置が可能です。

■無線カメラ

配線が難しい場所や後付けの場合は、Wi-Fiで接続できる無線カメラが便利です。電源供給が必要ですが、設置場所の自由度が高まります。

■スマートカメラ

スマートフォンと連携し、外出先でもリアルタイムで映像を確認できるタイプです。動体検知機能や声通知機能が付いたものもあります。

■暗視カメラ

夜間の監視には、赤外線暗視機能を備えたカメラが有効です。暗闇でも侵入者の姿を鮮明にとらえることができます。

3.人感センサーライトの設置

注文住宅ならアイデザインホーム アイデザインホームのブログ 設置された人感センサーライト

人感センサーとは、周囲の動きを感知して自動的に反応してくれるデバイスです。玄関や庭に人感センサー付きのライトを設置することで、夜間の不審者の動きを察知して照明を自動で点灯させ、侵入を抑止できます。

主に以下の2種類の技術が使われています。

■赤外線センサー

人や動物の体温を感知して動きを検出します。これにより、人が近づいたときに自動的に証明を点灯させたり、警報を鳴らしたりすることができます。

■超音波センサー

超音波を発し、その反射を検知して動きを感知します。赤外線センサーに比べ物体の動きをより精密にとらえることができますが、誤作動のリスクもあります。

次に設置場所です。

■玄関や廊下

玄関や廊下に人感センサーを組み込んだ照明を設置することで、人が近づいたときに自動的にライトが点灯します。これにより、帰宅時や夜間の安全性が向上し、手動でスイッチを操作する手間も省くことができます。

■庭や駐車場

家の外周や駐車場に人感センサーライトを設置すると、夜間に人が近づと自動でライトが点灯しますこれにより不審者の侵入を抑止し外出先から帰宅した際にも明るく安全に移動することができます。

最後に設置時の注意点です。

■センサーの感度調整

感度が高すぎると風で動く植物や小動物にも反応してしまうことがあるので、適切な感度に設定する必要があります。逆に感度が低すぎると、反応が鈍くなる可能性があります。

設置場所の選定

センサーの設置場所は、人の動きをとらえやすく、かつ誤作動を起こしにくい場所を選ぶことが重要です。例えば、車の往来が激しい場所では、誤作動の原因となることがあります。

■防水性能の確認

屋外に設置する場合は、防水性能を持つ人感センサーを選ぶことが大切です。雨や湿気による故障を防ぎます。

これらの防犯対策を取り入れる事で注文住宅の安全性を高め、安心して暮らせる住環境を実現することができます。注文住宅ならではの自由な設計を活かしながら、家族の安全を守るための防犯対策をしっかり考慮していきましょう。

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